活性酸素とは? -水素と活性酸素の関係-

『活性酸素』とは、酸素が姿を変えたものです。より詳しくいうと、酸素が電子を取り込んで、「酸化力」の非常に強いものに変化したものの総称です。スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素の4つがあります。

金属が酸化して錆びたり、切ったリンゴの断面が酸化して茶色になったりしますが、これらは酸素が引き起こす酸化によるものですが、酸素よりも強い酸化力をもち、「からだを錆びつかせることによって老化(エイジング)を促進し、生活習慣病を招く」ものが『活性酸素』なのです。酸素は電子と反応しやすく、たやすく活性酸素に変化してしまう性質があるのです。

実は、すべての活性酸素がからだにとって有害・不要というわけではなく、外部から体内に侵入してきた細菌やウィルスをやっつけるときに大活躍している活性酸素があって、これらはからだにとって大変有用です。このように有用な働きをする『善玉活性酸素』がある一方で、からだにとって害ばかりもたらす、極めて酸化力の強い『悪玉活性酸素』もあり、これがヒドロキシラジカルです。

4つの活性酸素の中でもヒドロキシラジカルは、並外れて強力な酸化力をもっていて、細胞を手当たり次第に酸化して傷つけ、制御不能で消去が難しく、からだにとって有害以外の何物でもありません。

活性酸素が関与すると考えられている主な疾患は、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、メタボなどの生活習慣病、老化、癌、関節リウマチ、膠原病、アトピー性皮膚炎、白内障、肺炎(などの炎症性疾患)などですが、学術論文の中には、すべての病気の約90%において活性酸素が関係しているとの報告もあります。このように、活性酸素はさまざまな疾病の発症や悪化と深く関わっていることがわかっています。

『ミトコンドリア』という言葉を聞いたことがありますか? 最近はTVの健康番組でも使われることがありますので、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

このミトコンドリアは、私たちが生きるために必要なエネルギーを、細胞の中でせっせと作っている、とても小さな器官です(「細胞小器官」)。エネルギーは、私たちが運動したり、仕事や家事をしたりするのに必要なだけでなく(生活活動代謝)、呼吸したり、心臓が規則的に鼓動したり、血液が全身を循環するためにも必要です(基礎代謝)。ここで生産されたエネルギーがあらゆる場面で使われているのです。

ほんの数十年前には、存在さえもよく知られていませんでしたが、その後、このミトコンドリアが食事からの栄養や、呼吸から取り込んだ酸素を利用して、生きるために必要なエネルギーを生み出す工場のようなもので(火薬庫にエネルギーの元となる物質=ATPをつくって保存し、火薬を爆発させてエネルギーを産生するようなイメージ)、しかも、このエネルギーをつくる段階で、どうしても活性酸素が発生してしまうことがわかってきました。

前述のように、ミトコンドリアがからだに必要なエネルギーを作り出すときに活性酸素が発生してしまうことは避けられないことなのですが、これ以外にも活性酸素が発生する状況には下記のようなものがあります。

-激しい運動後
投げる、飛ぶといった激しい動作は、筋肉に血液を集中させ、消化器や他の臓器に血液が行かなくなる虚血状態を生み出します。スポーツを終えた後、その血液が臓器に再還流する時、大量の活性酸素が発生して、臓器などにひどい障害をもたらす恐れがあります(特に加圧式トレーニング時など)

-ストレスがあるとき

-紫外線(シミ、肌荒れ等)や大気汚染

-喫煙や過度の飲酒

-睡眠不足等の不規則な生活

-血流が停止したあとの再灌流時
脳血栓や脳梗塞、心筋梗塞などで血流が止まった後の再灌流時や、外科手術が終了した後の再灌流時など、一度血流が停止した後で、再び流れ出すときに活性酸素が大量に発生(これは血管や心臓の組織をさらに痛めつけてしまうため、時に致死的)

ヒトのからだには活性酸素を消去する酵素がもともと存在することがわかってはいますが、活性酸素量があまりにも多かったり、急激に発生したり、からだが弱っていたりして、処理能が間に合わないと、あちこちに溜まって、からだの不調や肌トラブル、老化につながるとされています。

1.活性酸素の中でも悪玉だけを消去するのは水素だけ!

私たちができる限り、「若々しく、美しく、健康で、長生きする」ためには、悪玉活性酸素=ヒドロキシラジカル は大敵です!!

水素の抗酸化力はそれほど強くはありません。ですが、水素は悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルだけを選択して消去します。実は、悪玉活性酸素だけを除去できるのは、さまざまな抗酸化物質(たとえば、ビタミンC、カテキン、リコピン、CoQ10など)の中でも、水素だけなのです。

また、抗酸化作用の強いビタミンCのような物質は、善玉活性酸素まで除去してしまいます。抗酸化作用が強いということは、もし多量にとると、からだに必要な活性酸素まで消去してしまうというデメリットがあるのです。まさに水素はもっとも理想的な抗酸化物質といえるのです。

2.からだのすみずみまで入っていけるのは水素だけ!
水素は宇宙で一番小さな分子で、脳の中、細胞の中、核の中、ミトコンドリアの中まで、どこへでもはいっていけます。分子が大きいCoQ10やビタミンCなどは、血液脳関門というところを通れないので、脳の中にははいれません。

脳内活性酸素の除去がアルツハイマー病や認知症の予防に有効であることがわかっていますが、水素はこの点でも最高の抗酸化物質といえるのです。

ちなみに、水素はミトコンドリアの1万分の1のサイズといわれています。

3.水素は皮フもカンタンに通り抜けて体内に取り込まれる!
『リフレッシュ水素』(水素発生入浴材)では、お風呂のお湯にも多量に溶存することが確認されていますので、入浴すると浴槽中に溶存した多量の水素を皮フから簡単に取り込むことができます(※)。

※ 『リフレッシュ水素』では、50μm以下の小さな気泡が多く存在していることも第三者機関にて確認済みですが、他の水素入浴では水素の発生量、体内取込量、気泡サイズの分布などを第三者機関で実測しているかどうか不明ですので、ここに記載している内容は、あくまでも『リフレッシュ水素』について述べています。

4. ものすごいスピードで体内を駆け巡ることができるのは水素だけ!
水素(H2)は気体(ガス)なので、すごいスピードでからだ中を駆け巡り、体内の悪玉活性酸素を見つけて「瞬時に」消去します。これも水素だけのメリットです。

5. 副作用がない!
水素を体内に大量に取りこんでも、使われずに余った水素は、約1時間後に呼気から体外にでていくことが『リフレッシュ水素』で確認されています。脂溶性ビタミン(ビタミンA, ビタミンD, ビタミンE)などは過剰に摂ると副作用がありますが、水素は多量にとっても体内に蓄積されず、副作用は全くありません!

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